東京西徳洲会病院

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診療科・部門案内

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脳神経外科

概略

脳神経外科では、脳腫瘍、脳血管障害(脳梗塞、脳出血、脳動脈瘤)、頭部外傷(慢性硬膜下出血)などの他、脊椎・脊髄疾患や機能的脳神経外科(てんかん、顔面けいれん、三叉神経痛)などのすべての当科領域の診療を行います。

手術に関しては、ほとんどすべての全身麻酔下の手術において最新の手法を用いた術中神経生理学的マッピング・モニタリングを行い、術後合併症の予防と神経機能の回復に努めます。

頸椎症や腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などの脊椎・脊髄疾患に関しては、手術顕微鏡を用いた精密な手術を行い術後早期離床・退院・社会復帰を目指します。

JND事業への協力について

当院では「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND)」に協力しています。2018年1月から当院脳神経外科に入院された患者さんの臨床データを解析させていただき、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。

解析にあたって提供するテータは、提供前に個人を特定できない形に加工したうえで提供しますので、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。

本研究の解析にご自分のデータを使用されることを拒否される方は、その旨をお申し出くださるようにお願いいたします。

>>一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database)に関する研究(PDF)
>>一般社団法人日本脳神経外科学会

対象疾患

脳腫瘍良性腫瘍(髄膜腫、聴神経腫瘍、下垂体腫瘍など)、悪性腫瘍(神経膠腫、悪性リンパ腫、転移性脳腫瘍など)
脳血管障害脳梗塞、内頚動脈狭窄症、一過性脳虚血発作、脳出血、くも膜下出血、未破裂脳動脈瘤、もやもや病、脳動静脈奇形、海綿状血管腫など
頭部外傷脳震盪、脳挫傷、頭蓋骨骨折、急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫
脊椎・脊髄疾患頸椎症、頸椎・腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、脊髄腫瘍など
機能的脳神経外科てんかん、片側顔面けいれん・三叉神経痛など

脊椎脊髄手術

頸や腰の手術は整形外科がするものと考えられている方が多いと思いますが、欧米では大部分の脳神経外科医が頸椎や腰椎の手術を日常的に最も多く行っています。日本でも脊椎・脊髄外科は脳神経外科学会の専門医試験の必修科目に入っています。したがって、脳神経外科専門医は少なくとも脊椎の病気を診られなければならないことになります。

脳神経外科医による脊椎脊髄手術の特徴は、何と言っても手術顕微鏡を用いた精度の高い手術を行っているという点です。手術顕微鏡の特性により、皮膚切開も顕微鏡を使用しない場合に比べて約半分の長さですみます。頸椎症に対する前方固定術や1椎間の腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症の場合でしたら約3cmの皮膚切開で手術ができます。

手足のしびれ・痛み・脱力、ひどい腰痛や間欠性跛行(かんけつせいはこう。500m以内の連続歩行ができない、休むとまた歩けるようになるという状態)といった症状にお悩みの方は、是非、脳神経外科にご相談ください。

東京西徳洲会病院脳神経外科の脊髄手術では、手術の前日に入院していただき、手術当日の夕方から飲水可とし、翌日には普通に食事も歩行もでき、1週間から10日で退院できてすぐに職場・社会復帰が可能です。これは、決して宣伝のためにしているわけではなく、この「早期離床」ということが現在の外科医療においてしばしば問題になる、重大な合併症である深部静脈血栓症による肺塞栓症の予防のために最も必要なことであるからです。

担当医の紹介

  • 非常勤医師
  • 大塚 邦紀(オオツカ クニトシ)
役職 非常勤医師
専門分野 脳神経外科全般、脳卒中、小児脳神経外科
資格・専門医 日本脳神経外科学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中の外科学会技術認定医
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本小児神経外科学会認定医

火曜日外来担当しています。よろしくお願いします。

【主な疾患】
脳腫瘍、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、水頭症

外来担当表