東京西徳洲会病院

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診療科・部門案内

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婦人科

ごあいさつ

2024年1月より常勤医として松浦拓人が着任いたしました。
婦人科疾患での診察、手術、化学療法、放射線治療などお困りのことございましたら、いつでもご相談ください。
近隣施設の先生方との役割分担を意識し、少しでも地域の患者さまのお役に立てるよう、そして多摩地域の医療に貢献できるように精一杯取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

担当医の紹介

松浦 拓人
  • 部長
  • 松浦 拓人(マツウラ タクト)
役職 部長
専門分野 婦人科腫瘍、腹腔鏡またはロボット支援手術
資格・専門医 医学博士
日本産科婦人科学会産婦人科専門医/指導医
日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医/指導医
日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医/指導医
日本産科婦人科内視鏡学会認定内視鏡技術認定医(腹腔鏡)
日本内視鏡外科学会認定内視鏡技術認定医(産科婦人科)
ロボット支援手術 Davinci Surgeon Certificate
ロボット外科学会認定 Robo-Doc-Pilot 国内B級
日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医
日本癌治療学会認定がん治療認定医

出身大学 鳥取大学(2008年卒)
経歴 2008年 茅ヶ崎徳洲会総合病院 初期臨床研修
2010年 亀田総合病院 産婦人科
2015年 亀田総合病院 産婦人科医長
2019年 亀田総合病院 産婦人科部長代理
2020年 亀田総合病院 産婦人科、臨床遺伝科部長代理兼務 
2024年 東京西徳洲会病院 婦人科部長
  • 医長
  • 大渕 朝日(オオブチ トモカ)
役職 医長
専門分野 骨盤臓器脱
資格・専門医 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
ロボット支援手術 Davinci Surgeon Certificate
出身大学 筑波大学(2014年卒)
経歴 2022年 亀田総合病院 ウロギネ・女性排尿機能センター
2024年 東京西徳洲会病院 婦人科医長

対象疾患

子宮筋腫、卵巣嚢腫、骨盤臓器脱などの良性疾患から子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどの悪性疾患まで幅広く対応可能です。手術を受けるかどうか悩んでいる患者さま、自分の受けている治療に不安がある患者さまはいつでもお気軽にご相談ください。紹介状は必須ではありません。状況によりますが、当日の受付も可能ですのでお早めにお問い合わせください。特に悪性疾患の場合は、診断後2-3週間以内の治療開始を原則として取り組みたいと思います。
月経異常や更年期障害、尿漏れ、下垂感、陰部の痛みやかゆみ、違和感などの諸症状についてもご相談ください。

※人工妊娠中絶術含め妊婦検診等の産科診療は行っておりません。
※症状のない定期検診をご希望の患者さまは、当院人間ドックの受診をご案内させていただく場合があります。
※子宮頸がんに対する小線源治療が必要な場合、当院の放射線治療機器の準備が完了するまで対応ができないため他院または提携施設をご紹介させていただきます。(2024年1月現在)

特色

婦人科の一般外来診療だけでなく、地域医療における当院の役割を考え、下記に当院の特色として手術、放射線治療、化学療法について記載します。がん治療において、他院で初回治療を受けた後の術後治療、再発治療もご相談ください。

①手術

従来の開腹手術はもちろん腹腔鏡手術やロボット支援手術などの低侵襲手術にも力を入れています。しかし、良性疾患に対しては手術ありきではありません。待機可能な場合や保存的治療を優先したほうがいいこともあります。悪性疾患(がん)に対しても患者さまにとってベストな治療方針は何かを常に考えながら、最新のエビデンスをもとにご要望にあわせた治療を行っていくことを第一に考えています。
(当院のがん治療は国内の診療ガイドラインはもちろん、最新のエビデンスおよび米国のNCCNガイドラインを参考に治療方針を決定します。)

低侵襲内視鏡手術(腟式、腹腔鏡またはロボット支援手術)について

当院では内視鏡技術認定医による腹腔鏡およびロボット支援手術が可能です。合併症なく、安心してご自宅にお帰りいただき、なんの問題もなくこれまで通りの生活ができるようになることを第一に考えます。婦人科で手術対象となる患者さまは、お仕事や家事・育児・介護などで忙しい方も多くいらっしゃいます。手術を受けることでこれまで以上に、存分に活躍でき、そして忙しい合間にも趣味などを通じてより豊かな人生を送っていただくために全力でサポートします。

ロボット支援手術について

当院は国内でもまだ少ない国産初の手術支援ロボット、hinotori™の導入施設です。
腹腔内を気腹し、術野のスペースを確保したのち、カメラ(腹腔鏡)でのぞきながら鉗子を挿入して行う従来の内視鏡手術と原理は変わりません。下腹部~側腹部にカメラや鉗子を挿入するポートを4か所または5か所設置した後、ロボット支援機器を接続し、術者はコンソール(操作器)に移動します。従来の腹腔鏡では2D画像モニターを見ながら、関節のない鉗子を挿入していましたが、ロボット支援手術は3Dで立体的かつ高精細画像を見ながら手術を行います。さらにロボットのアームで関節をもった鉗子を挿入することにより腹腔鏡では可動域制限があるような操作も可能になります。使用する医師は執刀、助手含めて特別な免許を取得した医師のみが手術に参加します。

さらなる低侵襲腟式手術(vNOTES)は2024年4月以降に開始できるよう準備を進めます。

②放射線治療

当院には多摩地域で初めてトモセラピーを導入した放射線治療部があります。高精度な照射を可能にする画像誘導放射線治療や副作用の少ない強度変調放射線治療が可能です。詳細については放射線医学センターの紹介ページをご参照ください。また、放射線治療後の合併症に対して、高気圧酸素治療を行うことも可能です。

※2024年1月現在、子宮頸がんに対する小線源治療が必要な場合は、当院の放射線治療機器の準備が完了するまで対応ができません。他院または提携施設をご紹介させていただきます。

③化学療法(抗がん剤治療)

当院別館の包括的がん治療センターには専門の看護師、薬剤師が常駐しており、日帰りで化学療法(抗がん剤治療)を受けていただけるだけでなく、的確な副作用マネジメントや看護ケアでがん治療中の患者さまをサポートします。新規の患者さまには必ず週1回の専門家会議(キャンサーボード)で最新のエビデンスに基づいた正しい治療が受けられているかどうかをチェックしたのちに治療が導入されます。他院で治療を受けたのちに当院で化学療法のみを希望される患者さまにも可能な限り対応していきたいと考えています。

外来担当表