診療科・部門

救急医療センター(救急総合診療科)

センター案内

東京西徳洲会病院は、北多摩西部地区を中心に、半径10km圏内に約165万人の人口を抱える地域に位置しています。
この圏内に加え、埼玉県西部、山梨県上野原、神奈川県相模原、さらには都内各所からも、多くの救急患者を受け入れています。

平成30年度には、7,519台の救急搬送を受け入れました。そのうちには、他院で受け入れ困難となり、5病院以上に断られたケース(いわゆる「たらい回し」)が約100台を含みます。また、近隣の病院での治療や入院が難しい患者さんの受け入れも行っており、二次救急医療を担う中核病院として強固な体制を整えています。

さらに、当院は災害拠点連携病院に指定されており、北多摩西部地域の最西端に位置する救急医療機関として、大規模災害時の要となる役割を果たしています。

お知らせ

  • 現在、掲載中のお知らせはございません。

センターの特色

日本救急医学会救急科専門医を中心に、各科との協力体制により、年間7,500件を超える救急車を受け入れています。

入院を必要とする中等度・重症患者受け入れる、東京都指定二次救 急医療告示機関としての役割を果たしています。全救急車受け入れ件数の36%が入院を必要とする症例。約7%が緊急手術などの緊急処置が必要な三次救急対応症例です。

機能的なERレイアウト

  • 救急処置室は8ブースに分かれます
    • 循環器、ブース(1床)
    • 一般救急ブース(6床)
      救急処置室には、余剰ガス吸引システムも完備し、ガス麻酔にも対応しています
  • 陰圧室 1室
  • 救急ウォークイン一般診察2室、観察室7床を備えています
  • ERに隣接し、64チャンネルヘリカルCTを完備し救急診療が機能的に行えます

教育・訓練・人材育成

当院は、厚生労働省臨床研修指定病院であり、平成20年に、日本救急医学会救急科専門医研修施設に指定されました。
初期研修医教育と共に、救急専門医育成などの後期研修教育にも積極的に取り組んでいきます。

また、救急医療センターに従事する全てのスタッフに対して、二次心肺蘇生講習、病院前外傷処置訓練など、日々知識と技術の向上に取り組んで参ります。