育毛・発毛

AGA(Androgenetic Alopecia):男性型脱毛症

思春期以降に発症する薄毛の症状で、髪の毛が細く柔らかくなり、前頭部の生え際が後退したり、頭頂部が薄くなったりする進行性の脱毛症です。
AGAの原因となるのが、「ジヒドロテストステロン(DHT)」という強い男性ホルモン。DHTは、男性ホルモン「テストステロン」が「5αリダクターゼ(5α還元酵素)」によって変換されて生まれる物質です。思春期以降に体内で5αリダクターゼの働きが活発になってDHTが過剰になると、DHTが髪をつくる毛母細胞の働きを妨げるようになります。すると通常であれば2~6年は生えているはずの毛髪が、十分に成長する前に抜け落ちるようになり、薄毛が起こってしまいます。

プロペシア

<治療内容>
5aリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類がありますが、プロペシア錠に含有されるフィナステリドには、このうち頭部に多く見られるⅡ型の働きを抑え、DHTを作らせないようにする作用があります。プロペシア錠の服用でDHTが減少し、髪の発毛サイクルが正常に戻ることによって、薄毛や抜け毛が次第に改善されていきます。
プロペシアは、米国メルク社が開発した世界で初めての男性型脱毛症用薬(AGA治療薬)で、現在すでに世界60カ国以上で承認されています。薬価の無い薬価基準未収載薬であることからどこの医療機関に行っても健康保険適用外となり治療費は全額自費となります。

<リスク・副作用>
国内にてプロペシアを投与した276例中で性欲減退3件(1.1%)・勃起不全2件(0.7%)との報告があります。副作用の出現については個人差があるため、診察時に医師と相談の上使用開始とさせて頂き、必要に応じて採血検査もさせていただいております。

女性の薄毛治療

女性の薄毛は髪の毛全体のボリュームが減ってくる「びまん性脱毛」が一般的です。
びまん性脱毛には加齢や出産によるホルモンバランスの乱れ、過度なダイエットによる栄養不足、全身疾患の合併症、生活習慣やストレスによるものなどがあります。

パントガール


<治療内容>
パントガール®(Pantogar)はドイツの製薬会社により開発され、世界で初めて女性の薄毛に効果が認められた薄毛治療薬です。この治療薬は主にパントテン酸カルシウムやケラチン、シスチンといった栄養素を含み、頭皮に栄養を行き渡らせて頭皮環境を整え薄毛を改善していく効果があります。パントガールは主に全身疾患に伴う脱毛ではない場合に有効とされており、現在は女性の薄毛治療に広く用いられています。

<リスク・副作用>
パントガールはプロペシアなどの医薬品と異なり、ケラチンやアミノ酸、ビタミンやタンパク質などの栄養素を主成分としたサプリメントに近い薬であるため、重篤な副作用は報告されていません。腹痛、下痢、めまい、頭痛、動悸、胸やけなどが起こることもあるとされています。

樹毛

桑白皮エキスに加え、バンジロウ葉エキスを配合し、抜け毛を防ぎ、発毛を促進します。
男女兼用の薬用育毛剤になります。

パントスティン

女性向け脱毛症治療ローションです。
加齢により女性ホルモンが減少すると前頭部・頭頂部の抜け毛が進行すると言われています。
パントスチンの成分、アルファトラジオールが抜け毛の原因とされるジヒドロテストステロン(DHT)の産出を抑制することで、抜け毛を抑制する効果が期待できます。
女性用ですが、男性の方も使用できます。

>>育毛・発毛の料金表はこちら