先輩職員へのQ&A

フレッシュ 1年目

入職した理由
早期から病棟業務を経験できて、ローテーションも組まれているため様々な診療科に触れられると思ったからです。
職場の雰囲気
日々の業務を全員で協力して行う協調性のある職場です。年齢層が比較的若く、先輩方とも親しみやすい職場で仕事ができています。
働き始めて感じたこと
入職当初はわからないことが多く困惑しましたが、その分成長を感じる場面も多く、充実した仕事ができていると感じています。
教育について
新人教育係の先輩と、1人に2人ずつプリセプターの先輩がついてくださって、困ったときに質問や相談がしやすい環境です。定期的に面談もあり、相談する機会が設けられているため、日々の疑問を残すことなく業務を進めていくことができています。
学生の皆さまへ
私はいくつかの病院を見学して当院に入職を決めました。1度病院見学に足を運んで頂ければ、雰囲気や業務内容を少しお見せできると思います。皆様にお会いできることを楽しみにしています。

中堅 6年目

いままで経験してきたこと
がんの認定薬剤師を目標としていたので3年目から化学療法センターの業務に関わりつつ、薬剤部の医療安全担当者としての業務も経験しました。院内の医療安全活動だけでなく徳洲会グループの東日本地区の薬剤部医療安全担当者会議にも参加し、他院の担当者とグループ病院で発生したインシデントへの対策を協議したり、北日本の医療安全担当者会議の立ち上げに参加したりするなど、様々な経験を積みました。現在は化学療法センターの専任薬剤師としてオンコロジーを中心に業務しています。
印象に残っていること
がん薬物療法認定薬剤師を取得するための実地研修でがん専門病院へ2カ月間の研修に行かせていただいたことです。最新のがん治療について学んだだけでなく、地域の調剤薬局との薬薬連携のあり方についても勉強し、その内容を参考に当院でも薬薬連携に取り組んでいます。この研修期間は、国家試験以上に必死で勉強をした2ヵ月間でした。
目指しているもの
目の前の目標としては、がん薬物療法認定薬剤師の取得があります。自分の関わった症例をまとめて報告をしなければならないのですが、これが想像以上に大変で、日々頭を悩ませています。最終的には、身に着けたスキルと取得した認定を活かして、がん患者さんのために薬剤師として活躍していきたいと思っています。
プライベートでは
本当に私的な内容ですが、昨年入籍しまして、今年は新婚旅行に行ってまいりました。奄美大島でマングローブの探索やダイビングといったアクティビティを楽しんだ後に、鹿児島の温泉を満喫してきました!

ベテラン 16年目

仕事での立場
緩和薬物療法認定薬剤師として、緩和ケアチームに所属しチームメンバーと一緒に回診やカンファレンスで患者さんに寄り添った苦痛を緩和する方法を検討しています。薬剤部内では、後輩が病棟業務で困ったときに鎮痛薬を一緒に考えたりしています。考えたことが患者さんの苦痛緩和に繋がったときにはやりがいを感じます。
主任という立場では、薬剤部全体を見渡してサポートが必要なことがないか、各個人の成長につながる芽に気を配っています。
仕事と家庭の両立
保育園児二人を抱えておりとても大変です。夜、寝かしつけをしたらそのまま朝を迎える毎日です。家族の協力と日々の健康のありがたさをひしひしと感じています。
心が折れそうになる時もありますが、なりたい自分になるという自分の軸がブレないように向き合っています。子育てをしながらでも専門性を追求できて楽しく働けるところを後輩に示していくのが自分の役目かなとも考えています。
今後の展望
緩和薬物療法認定薬剤師として、一般的な治療を行っても苦痛がなかなか取れない緩和の患者さんへ、薬剤師独自の視点で解決の糸口となるような一石を投じられるようになりたいです。苦痛症状やオピオイドの副作用に対し薬剤師主導のPBPM(Protocol Based Pharmacotherapy Management:プロトコールに基づく薬物治療管理)体制の構築を目指しています。
薬剤部としては、時代の変化の中で個々の多様性を尊重し、それぞれがなりたい自分になれる環境づくりをサポートしていきたいです。