教育プログラム
スペシャリストを見据え、5年間でジェネラリストを目指す教育プログラム
1年目
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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調剤室 業務 | 内服・注射調剤 | 夕診 開始 | ||||||||||
薬品請求 | 夜勤開始 | |||||||||||
無菌調製 | ||||||||||||
窓口投薬 | ||||||||||||
管理薬払出 | ||||||||||||
処方・調剤鑑査 | ||||||||||||
病棟 業務 | 病棟業務見習い | 病棟チーム配属 |
1年目は病院薬剤師の基本業務(内服・注射調剤、TPN無菌調製、など)を中心に学ぶとともに、病棟業務も経験します。一人の新人に対して2年目と3年目以降の先輩でチームを組んだ二人のプリセプターをつけて、きめ細やかな教育を行っています。
病棟業務は夏頃からはじまり、最初は先輩に同行して見習いを経たあと病棟チームに配属され、病棟業務ローテーションの一角を担うようになります。秋頃からは夜勤にも入るようになりますが、当院は2名体制で夜勤を行っており、必ず先輩と一緒にはいることができるので安心です。
2年目
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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調剤室 業務 | 外来・入院調剤 注射担当(シフト制) | |||||||||||
病棟 業務 | 病棟チーム変更(4月) | 病棟チーム変更(10月) | ||||||||||
担当 業務 | 新人教育 プリセプター | |||||||||||
禁煙外来 | ||||||||||||
化学療法センター担当(6ヶ月間) | ||||||||||||
その他 | 応援(2ヶ月間:必須) |
2年目は新しく入職してくる1年目の新人教育係としてスタートします。プリセプターとして新人から質問や相談を受ける中で自身の曖昧な知識が浮き彫りになり、学び直しのきっかけになります。
新たな業務として化学療法センターに配属され、抗がん薬の調製、患者さんへの指導を専任の薬剤師の下で学びます。
離島・僻地への応援も2年目から始まります。ローテーションで2カ月間、離島・僻地での医療を経験することで、薬剤師としての経験値も実力も確実に向上します。
3~5年目
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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調剤室 業務 | 外来・入院調剤 注射担当(シフト制) | |||||||||||
病棟 業務 | 病棟チーム変更(4月) | 病棟チーム変更(10月) | ||||||||||
担当 業務 | 新人教育 プリセプター(3~5年目で1~2回程度) | |||||||||||
禁煙外来(3年目6月まで) | ||||||||||||
薬品管理 / DI / 医療安全 / 感染 (1年毎ローテーション:3~5年目の間で各1年ずつ担当する) | ||||||||||||
糖尿病 / 褥瘡・NST / 緩和ケア (1年毎ローテーション:3~5年目の間で各1年ずつ担当する) | ||||||||||||
その他 | 応援(2ヶ月間:希望) | |||||||||||
臨床研究(5年目までに2回程度) |
3~5年目は病院薬剤師の様々な業務を経験し学ぶ期間です。薬品管理、DI、医療安全、感染、褥瘡、NST、緩和ケア、糖尿病といった領域をローテーションで経験していきます。それぞれ専任の薬剤師の下で分担された業務を行いながら学ぶことで、将来、自分のスペシャリティとしたい領域を探ってもらう期間にもなっています。
また、臨床研究や学会発表を経験して知識やスキルを磨いていきます。
6年目以降
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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調剤室 業務 | 外来・入院調剤 注射担当(シフト制) | |||||||||||
病棟 業務 | 病棟チーム変更(4月) | 病棟チーム変更(10月) | ||||||||||
病棟専任担当へ | ||||||||||||
担当 業務 | 薬品管理・DI・医療安全・感染・オンコロジー・糖尿病・褥瘡・NST・緩和ケアの専任担当へ | |||||||||||
その他 | 応援(2ヶ月間:希望) |
病棟や専門領域の専任薬剤師として、自分の担当病棟や部署が割り当てられる薬剤師がでてきます。また、5年目までに経験した様々な業務の中から興味のある領域を選択し、認定取得を視野に入れながら、より専門性の高い専任担当として業務に従事するチャンスが出てきます。
このように当薬剤部の教育プログラムは、将来いずれかの領域のスペシャリストになることを見据えながら、その基礎となる病院薬剤師の一般知識と経験を積み重ねることで、5年間でジェネラリストになれるよう構成されています。