消化器癌外科

※消化器癌

食道がん

早期のものは内視鏡治療を基本とします。StageII以上では開胸による胸部食道全摘、亜全胃による胸骨後再建術を基本術としています。病気の進展具合により、手術前に放射線治療や抗がん剤を組み合わせることもあります。

胃癌

早期のものは内視鏡治療が基本です。リンパ節転移が疑われる症例では、開腹確実なリンパ郭清をします。

大腸がん

開腹しないで腹腔鏡を用いた手術から拡大手術まで対応します。

肝臓、胆嚢、すい臓がん

軟部腫瘍　後腹膜、腹腔内軟部腫瘍の手術も症例を重ねています 。開腹、病巣の根治手術を目指します。

腹腔鏡下手術

「腹腔」とは「おなか」のこと「鏡」とは「カメラ」のことです。腹腔鏡下手術では、腹腔鏡と呼ばれる棒のようなカメラを「おなか」の中に挿入し、テレビモニターにおなかの中を映し出し長い器具を、お腹の穴から挿入し手術を行います。カメラを「胸」に入れて手術を行う場合は、胸腔鏡下手術と言います。鏡視下手術と呼ばれています。

お腹大きく開けないだけに、手術後の回復は早く、痛みも軽度で終えることができます。全ての消化器の病気を腹腔鏡下に行えるわけではありませんが、医療器具、医療技術の進歩は目覚しく、少しずつ手術の範囲が拡大されてきています。