2020年11月13日金曜日1400

この度の件につきまして、患者様及びご家族様、関係者の皆様方に、多大なるご迷惑、ご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

11月8日日曜日に発覚した院内感染は、11月9日月曜日発表(第1報)時点で、入院患者様から7名、退院患者様から2名、職員より4名、合計13名陽性者が発生しておりましたが、11月10日以降に関係者の検査を進めていたところ、入院患者様6名、退院患者様2名、職員7名の計15名の陽性が新たに確認されました。(11月12日時点)

入院患者様の6名は11月8日に一度陰性を確認しておりましたが、2度目の検査を実施したところ陽性が判明しました(いずれも無症状)。
退院患者様2名については、院内感染が確認された部署・診療科の患者様で、すでに退院された方に検査を進めていたところ、陽性が判明しました(いずれも無症状)。
職員7名については、感染が発生している部署の看護師が3名(2名は症状が出現、1名は2回目のスクリーニング検査で判明)、当該部署に出入りしていた職員が4名(1名は症状出現、3名は職員全員に実施しているスクリーニング検査で判明)確認されました。

現時点では、入院されていた患者様から13名、退院患者様から4名、職員から11名が陽性、合計28名となっております。陽性になられている患者様、職員については院内感染が発生している同一部署・診療科に関連した感染と考えております。
本日11月13日金曜日は現時点(1400)では新たな感染者は出ておりません。

陽性となられた患者様は、当院新型コロナウイルス感染症患者様受け入れ病棟で対応し、受け入れできない患者様については多摩立川保健所の指導のもと別の感染症指定医療機関等に転送させていただきました。患者様には、ご迷惑をお掛け致しており心よりお詫び申し上げるとともに、受け入れていただきました医療機関の皆様には心より感謝申し上げます。

引き続き早急に事態の収拾を図るため、陽性者と同室や接触の可能性のある患者様、職員の検査と、経過観察を実施してまいります。

感染の拡大防止、収束に尽力してまいりますので、関係者の皆様方におかれましては、何卒ご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

東京西徳洲会病院
病院長 渡部 和巨