令和 7年 5月 1日 現在
東京西徳洲会病院
Ⅰ 入院基本料に関する事項
当病棟では、「一般病棟入院基本料1」の届出をしております。
日勤、夜勤合わせて入院患者7人に対して1人以上の看護配置しております。
また日中は入院患者50人に対して1人以上、夜間入院患者100人に対して1人の看護補助者を配置しております。
当該病棟では平均して1日に48人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しております。
なお、時間帯毎の配置は各病棟によって異なりますが平均すると次の通りです。
時間帯 |
看護職員1人あたりの受け持ち患者数 |
・朝8時30分~夕方17時00分まで |
7人以内 |
・夕方17時00分~深夜1時00分まで |
12人以内 |
・深夜1時00分~朝8時30分まで |
12人以内 |
Ⅱ 入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制等について
当院では、入院の際に医師を始めとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、
7日以内に文書によりお渡ししています。 また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、 医療安全管理体制、
褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束最小化についての基準を満たしております。
Ⅲ DPC対象病院について
当院は入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算をする、< DPC対象病院 >となっております。
※ 医療機関別係数 1.5117 (令和7年5月1日現在)
(基礎係数 1.0451、機能評価係数Ⅰ 0.3477 、機能評価係数Ⅱ 0.0750
救急補正係数 0.0439)
Ⅳ 地方厚生局長への届出事項に関する事項
当院は関東信越厚生局長に下記届出を行っております。
1)入院時食事費を算定すべき食事療養の届出
入院時食事費(Ⅰ)の届出を行っており、管理栄養士叉は栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供いたします。
-
食事提供時間
-
朝食 |
午前 8:00 |
昼食 |
午後 12:00 |
夕食 |
午後 6:00 |
-
入院時食事療養費の標準負担額
-
一般(70歳未満)・高齢者(70歳以上) |
510円 / 1食 |
難病・小児慢性特定疾病該当 |
300円 / 1食 |
低所得者Ⅱ |
入院期間が90日以下 |
240円 / 1食 |
入院期間が90日超(長期該当者) |
190円 / 1食 |
低所得者Ⅰ・老齢年金福祉受給者(70歳以上) |
110円 / 1食 |
2) 基本診療料の施設基準に係る届出
- 急性期一般入院基本料1
- 特定集中治療室管理料5
- ハイケアユニット入院医療管理料1
- 障害者施設等入院基本料
- 特殊疾患入院施設管理加算
- 療養環境加算
- 入院時食事療養(Ⅰ)
- 看護職員夜間12対1配置加算1
- 看護補助体制充実加算
- 50対1急性期看護補助体制加算
- 夜間100対1急性期看護補助体制加算
- 褥瘡ハイリスク患者ケア加算
- 栄養サポートチーム加算
- 医師事務作業補助体制加算1(15対1)
- 認知症ケア加算2
- 診療録管理体制加算1
- 重症者等療養環境特別加算
- データ提出加算2及び4
- 医療安全対策加算1
- 医療安全対策地域連携加算1
- 診療録管理体制加算1
- 感染対策向上加算1
- 抗菌薬適正使用体制加算
- 指導強化加算(感染対策向上加算)
- 入退院支援加算1
- 入院時支援加算
- 後発医薬品使用体制加算1
- バイオ後続品使用体制加算
- リハビリテーション・栄養・口腔連携体制加算
- 超急性期脳卒中加算
- 重症患者初期支援充実加算
- 精神疾患診療体制加算
- 患者サポート体制充実加算
- せん妄ハイリスク患者ケア加算
- 報告書管理体制加算
- 地域医療体制確保加算
- 医療DX推進体制整備加算
- 地域歯科診療支援病院歯科初診料
- 歯科外来診療医療安全対策加算2
- 歯科外来診療感染対策加算3
4) 体制により実施可能な基準
- 医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6(歯科点数表第2章第9部手術の通則4を含む)に掲げる手術
- 臨床研修病院入院診療加算(基幹型)
- 救急医療管理加算
- 夜間休日救急搬送医学管理料
- 経皮的冠動脈形成術
- 経皮的冠動脈ステント留置術
- 救急搬送看護体制加算
- 外来リハビリテーション診療料
- 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
Ⅴ 明細書発行体制について
医療の透明化や患者様への情報提供を推進していく観点から、領収書発行の際に個別の診療報酬算定項目の分かる明細書を無料発行しております。
Ⅵ 保険外負担に関する事項
当院では個室使用料、テレビ・冷蔵庫使用料、証明書・診断書料等、下記の項目につきまして、その利用日数、使用量、利用回数に応じた実費のご負担をお願いしております(税込表記)。
1)個室使用料
病棟及び設備 |
個室料金(1日につき) |
一般病棟 |
浴槽、トイレ、洗面設備 |
12,100円 |
シャワー、トイレ、洗面設備 |
11,000円 |
洗面設備 |
9,900円 |
障害者病棟 |
シャワー、トイレ、洗面設備 |
6,600円 |
※個室の数には限りがありますので満室の場合はご希望されても利用できない場合があります。
2)診断書・証明書料
一般診断書(病院書式) |
4,400円 |
保険会社指定診断書・証明書 |
6,600円 |
国民年金・厚生年金診断書 |
11,000円 |
身体障害者診断書・意見書 |
11,000円 |
領収証明書 |
1,100円 |
自賠責診断書 |
11,000円 |
自賠責明細書 |
7,700円 |
警察用診断書(交通事故など) |
5,500円 |
治癒証明書(小児) |
550円 |
特定疾病臨床調査(新規) |
5,500円 |
特定疾病臨床調査(更新) |
3,300円 |
死亡診断書(生命保険) |
6,600円 |
死亡診断書(自治体提出) |
5,500円 |
死亡診断書(病院控えコピー) |
1,100円 |
3)その他保険外負担に係る費用等
医師面談手数料(1回) |
6,600円 |
セカンドオピニオン料(30分/件) |
11,000円 |
セカンドオピニオン料(60分/件) |
22,000円 |
診察券再発行料(1枚) |
110円 |
カルテ等開示手数料(2週間未満) |
3,300円 |
カルテ等開示手数料(4週間以上) |
5,500円 |
カルテコピー代(1/枚数) |
22円 |
画像CD-R代(1/枚数) |
2,200円 |
4)予防接種費用
おたふく |
4,950円 |
風疹 |
4,950円 |
麻疹(はしか) |
4,950円 |
MRワクチン(麻疹・風疹) |
7,150円 |
2種混合(破傷風・ジフテリア) |
4,950円 |
3種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳) |
4,950円 |
4種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳・ポリオ) |
10,560円 |
A型肝炎 |
6,600円 |
B型肝炎 |
5,500円 |
日本脳炎 |
5,500円 |
乾燥BCG |
4,950円 |
インフルエンザ |
年齢によって変動 |
※インフルエンザワクチンは接種時期になりましたらホームページ内にてお知らせいたします。
5)その他
テレビ・冷蔵庫使用料(1日につき) |
330円 |
付き添いベッド代(1日につき) |
250円 |
付き添い食(朝食) |
300円 |
付き添い食(昼・夜食) |
500円 |
理髪代 |
1,815円 |
6)外来初診時選定療養費
他の保険医療機関等からの紹介によらず当院に直接来院した場合については、初診に係る選定療養費用として
2,200円のご負担いただきます。この費用は病院と診療所の機能分担を推進する観点から医療の選択に係るものとして、
200床以上の病院において療養部分についてその費用を徴収することが出来ると厚生労働省により定められたものです。
但し救急受診等やむを得ない事情により来院した場合は、この限りではありません。
7)入院期間が180日を超える入院に関する基準
同症状による通算入院期間が180日を超えますと、患者様の状態により健康保険から入院料の
15%分が病院に支払われなくなります。つきましては180日を超えた日からの入院費用が選定療養(自己負担)
となり入院の一部を患者様にご負担していただくことになります。
当院では、選定療養としての患者様のご負担金は以下になります。
急性期一般病棟入院基本料( 7対1入院基本料 ) ‥ 1日につき 2,783円
ただし、以下の状態にある患者様は選定療養対象とはなりませんので、療養費の徴収は致しません。
- ◎厚生労働大臣が定める難病をり患されている方
- ◎脊髄損傷等の重度障害の方
- ◎人工透析を週2回以上実施されている方(日常生活自立度ランクB以上)の方
- ◎重度の肢体不自由、意識障害(日常生活自立度ランクB以上)の方
- ◎重傷者病室にご入院されている方
- ◎人工呼吸器を使用されている方
この他にも選定療養から除外される条件があります。詳細は1階入退院窓口までお尋ねください。
8)長期収載品の処方等又は調剤に関する事項
長期収載品の選定療養とは、患者様が安価な後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるにもかかわらず、
長期収載品(先発医薬品)を選択された場合に、一部の料金(選定療養費)を患者様が負担する仕組みです。
令和6年10月1日から導入され、院外処方と院内処方の両方で適用されます。※入院患者様は対象外です。
つきましては、積極的な後発品の利用をお願いいたします。