当院では特定行為研修を修了し、病院から承認を受けた看護師が医師の指示に基づいて作成した手順書に準じて、厚生労働省が定める38行為のうち以下の項目ついて実施しています。
術中麻酔管理領域
特定行為区分 |
特定行為 |
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 |
経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 |
侵襲的陽圧換気の設定の変更 |
人工呼吸器からの離脱 |
動脈血液ガス分析関連 |
直接動脈穿刺法による採血 |
橈骨動脈ラインの確保 |
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 |
脱水症状に対する輸液による補正 |
術後疼痛管理関連 |
硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 |
循環動態に係る薬剤投与関連 |
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 |
また、当院は厚生労働大臣により、看護師特定行為研修を行う医療機関として指定されています。
看護師として既に一定の経験を有し、かつ共通・専門分野の教育を受けた者が実習として、当院で医療行為を行っています。
対象となる患者さんには事前の説明のうえ、指導医師の指導のもとに安全に十分に配慮して実習を行います。
特定行為・特定行為研修の包括同意について
上記の特定行為の実施および特定行為研修へのご協力に関しましては、この記載(文面)による包括同意をもってご了承いただいたものと判断させていただきます。
特定行為の実施、または特定行為研修に同意いただけない場合は、担当の医師または看護師に遠慮なくお申し出ください。同意されない場合でも、患者さんの以降の診療に不都合が生じることはありません。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
特定行為・特定行為研修に関するご意見やご質問等がありましたらスタッフまで直接お尋ねください。