出張健康講座のご案内
~あなたの街で、職場で健康講座を聞いてみませんか?~
東京西徳洲会病院では、地域の自治会・老人会・各種団体・企業・教育機関などからの健康講座開催のご依頼を承っております。「社員を対象とした研修会を企画したい」「自治会・各種団体の寄り合いで健康に関する勉強がしたい」などのご要望ございましたら是非お気軽にご相談下さい。
講演料等無料にてお手伝い致します。講演時間は1題につき40分から1時間程度です。
当院の出張健康講座を是非皆様の健康増進にお役立てください。
日時 |
月~土の17時まで |
演者 |
医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等が担当します。 |
申込期限 |
講師のスケジュール調整がある為、講演開催日の2か月前までにお申し込みください。 |
出張エリア |
原則、多摩地域とさせていただきます。遠方の地域の場合は相談となります。 |
お願い
- 日程と時間は可能であれば複数候補をご記入ください。
- ご依頼の内容によっては、ご希望に沿えない場合がございます。
- 営利目的の会合や集会への派遣はお断りいたします。
演題例
※マークがついているものは、下に概要がございます。
- 「食物アレルギーとエピペンの使い方」※
- 「感染症・食中毒の予防について」
- 「AED(自動体外式除細動器)の使い方」※
- 「こどもの発達障害」※
- 「たばこの害について」※
- 「肺がんについて」
- 「糖尿病と動脈硬化」
- 「生活習慣病の予防」
- 「腰痛・膝痛予防について」
- 「人間ドックの受け方・結果の見方」
- 「薬の正しい飲み方・飲み合わせについて」
その他にも様々な演題がございます。毎月の公開健康講座のご案内もご参照ください。お気軽にご相談ください。
公開健康講座
依頼講演の内容例
食物アレルギーとエピペン(アドレナリン自己注射薬)の使い方
アナフィラキシーとは、短時間のうちに全身に起こる重篤なアレルギー反応で、急激に発症する呼吸障害や血圧低下などにより死に至ることもあります。
アナフィラキシーを起こす主な原因として食物、昆虫の毒、薬等がありますが、教育現場などにおいて起こるそれの原因のほとんどは食物アレルギーであり、教育関係者による的確な対応が求められます。
講演ではスライドの他、アドレナリン自己注射薬である「エピペン」の練習用注射器を持参し体験頂きます。またアナフィラキシー発生時の公的機関への連絡手順を説明致します。
AED(自動体外式除細動器)の使い方
AEDとは、突然倒れた人を救うための医療機器です。原因の多くは、「心室細動」とよばれる不整脈の一種であり、心臓が細かくけいれんし、全身に血液を送ることができなくなります。
特に脳は3~4分でその回復が困難になると言われています。そこで、心臓に電気ショックを与え、ふたたび正常なリズムを取り戻すように働きかける機器がAEDです。
心肺停止の場合、蘇生の可能性は停止時から1分ごとに7~10%ずつ減るといわれ、たった5分経過しただけでも50%まで低下してしまうのです。全校平均で救急車が現場に到着するのに要する時間は約8分(平成24年)であり、発生現場での対応が重要です。練習用のAEDをお持ちし体験頂きます。
発達障害ってどんなこと?病気なの?
発達障害は、広汎性発達障害(自閉症など)、学習障害、注意欠陥多動性障害など、脳機能の発達に関係する障害です。親のしつけや教育の問題ではありません。
発達障害のある子どもは、他人との関係づくりやコミュニケーションなどが大変苦手ですが、特別な能力を持っている場合もあり、そのアンバランスさから周りからが理解されにくい障害です。発達障害の人たちが個々の能力を伸ばし、社会の中で自立していくためには、子どものうちからの「気づき」と「適切な教育を受ける機会」、そして、発達障害に対する私たちの理解が必要です。
発達障害の診療に長きにわたり従事している専門家がお話いたします。
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若年者のたばこの害について
肺がんは男性のがんの死亡原因の第1位、 女性では2位です。肺がんは症状が少なく発見された時にはすでに進行していて、治療が困難な場合が多くあります。
罹患の原因の多くは長期間の喫煙にあり、喫煙者本人のみならず近くにいるだけでもその害は及びます。たばこには多くの化学物質が含まれ多くは毒物です。喫煙者の害(がん・皮膚・血管の老化)、ニコチン依存症について、受動喫煙、若年層からの喫煙の害、世界と日本のたばこの状況について多くの画像を交え説明致します。