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機能評価係数Ⅱランキング第9位(東京) 厚生労働省発表

機能評価係数Ⅱが高い病院ランキング

平成22年度より、DPC導入病院の診療報酬について、「機能評価係数Ⅱ」という新しいルールが導入されました。新たに登場したこの数値に、医療界の関心が集まっています。

「機能評価係数Ⅱ」とは、DPC導入病院の「データ提出指数」「効率性指数」「複雑性指数」「カバー率指数」「救急医療係数」「地域医療指数」の6項目から算出され、係数が大きい病院のほうが高度な医療機能を有するとみなされるため、1日あたりの診療報酬単価を高く請求することができます。その上に、入院患者様のほとんど多くは高額医療費制度により、患者様ご本人の負担金が増えることはありません。

従来、DPC導入病院の診療報酬単価は、「調整係数(前年度の収入に応じて算定)」や「機能評価係数Ⅰ(施設基準や看護配置などで算定)」によって差がつけられていましたので、必ずしも各病院の診療実績(医療の実力)に基づくものではありませんでした。いいかえると、この調整係数とは「医療費が高い病院(高額な薬をたくさん使い、たくさん検査をし、長期の入院をするなど)ほど、診療報酬支払いが多くなる仕組み・評価」でした。

しかし、DPC制度の普及によって各病院の診療実績が可視化されるようになったため、これから数年をかけてDPC導入病院間の価格差は「機能評価係数」に基づく価格差に一本化されていく予定です。病院の実力に応じて医療の値段に差がつく時代が、いよいよ到来したと言えるかもしれません。

平成22年度のDPC導入病院(全国1,334病院)の「機能評価係数Ⅱ」が3月19日に厚生労働省より告示されました。

順位 病院名 都道府県 市区町村 機能評価係数
1 済生会熊本病院 熊本県 熊本市 0.0340
2 独立行政法人国立病院機構熊本医療センター 熊本県 熊本市 0.0326
3 徳島赤十字病院 徳島県 小松島市 0.0317
4 沖縄県立中部病院 沖縄県 うるま市 0.0310
5 恩賜財団済生会 横浜市東部病院 神奈川県 横浜市鶴見区 0.0309
6 医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 神奈川県 鎌倉市 0.0303
7 社会医療法人仁愛会 浦添総合病院 沖縄県 浦添市 0.0302
8 医療法人徳洲会 岸和田徳洲会病院 大阪府 岸和田市 0.0300
9 医療法人社団健脳会 千葉脳神経外科病院 千葉県 千葉市稲毛区 0.0296
10 社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 長野県 松本市 0.0292

→全国で80位、東京都では9位の評価を受けました。
以下、東京都内のランキング
15 財団法人聖路加国際病院 東京都 中央区 0.0289
17 東京都立墨東病院 東京都 墨田区 0.0289
20 武蔵野赤十字病院 東京都 武蔵野市 0.0285
21 独立行政法人 国立病院機構 災害医療センター 東京都 立川市 0.0284
40 公立昭和病院 東京都 小平市 0.0275
48 日本大学医学部附属板橋病院 東京都 板橋区 0.0273
53 医療法人社団青藍会 鈴木病院 東京都 江東区 0.0272
74 医療法人社団森山医会 森山記念病院 東京都 江戸川区 0.0265
80 医療法人徳洲会 東京西徳洲会病院 東京都 昭島市 0.0263
82 医療法人社団正志会 南町田病院 東京都 町田市 0.0263

項目名称 評価の考え方

【データ提出指数】
対象病院における詳細な診療データの作成・提出に要する体制と、そのデータが活用されることで、医療全体の標準化や透明化等に貢献することを評価

【効率性指数】
平均在院日数の変動に伴う病棟業務量の増減について、患者の疾病構造の違いを補正した在院日数の相対値により評価

【複雑性指数】
対象病院における診療の複雑さについて、当該病院における一入院当たり包括点数の相対値により評価

【カバー率指数】
様々な疾患に対応できる総合的な体制について、当該病院で算定している診断群分類の広がり(種類の多さ)により評価

【地域医療指数】
地域医療への貢献による評価

【救急医療係数】
包括点数では評価が困難な救急入院初期の検査等について、救急患者に占める割合により評価


【出所】 2010.3.19 官報(厚生労働省告示第九十八号)
『厚生労働大臣が指定する病院の病棟並びに厚生労働大臣が定める病院、調整係数及び機能評価係数』

2010-05-31 UpDate


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