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腰痛症など脊椎疾患について

腰痛とストレスに関するコメントが夕刊フジに掲載されました(2009年8月4日)

椎間板ヘルニアと勝手に自己診断.doc

椎間板ヘルニアと勝手に自己診断...呆れた腰痛患者
今日のストレス明日の病気
 サラリーマンのEさん(38)は"病気マニア"。体に生じた症状を検証し、病院に行って自分の診立て通りの診断がつくと喜ぶという、ヘンな人だ。最近彼が凝っているのが"腰痛"。彼の質問攻めに遭う医者は災難だ。
【気持ちで病を作り出す?】
 病気好きも、ここまで来ると困りものだ。これまでも、頭痛、不眠、胃痛、下痢...と、さまざまな症状を感じ取っては「これは病気に違いない!」と強く思い込むことで、本当にその診断を勝ち取ってきたEさん。"病は気から"というより、気持ちで病気を作り出す名人なのだ。そのくせ、自分の素人診断で悩み抜き、そのストレスで症状を悪化させるのだからタチが悪い。もちろん友達なんて1人もいない。
 そんな彼が、最近気になって仕方ないのが「腰痛」だ。ネットや本で調べた結果、自ら椎間板ヘルニアと診断した。「僕は椎間板ヘルニアなんだ」と考えることで、どんどん症状は悪化する。さあ、病院だ!
 彼の症状を聞いた整形外科医。MRIで調べてみると、確かに椎間板ヘルニアがあった。しかし、それは彼の訴えとは違う部位で、程度も小さい。そもそも神経に影響していないので痛みもないはず。取り立てて治療の必要はないとの診断を下した。
 ところが納得しないのがEさんだ。これは間違いなく椎間板ヘルニアの痛みなんだから手術してくれと駄々をこねるのだ。
 「この手のケースはじつに多い」とため息をつくのは、東京西徳洲会病院脊椎センター長の湯澤洋平医師。
 「ストレスで腰痛を引き起こすことは昔から言われているが、メカニズムは不明。そして、成人の腰の画像検査をすると、多かれ少なかれ椎間板ヘルニアが見つかるのも事実。しかし、画像検査で見つかった椎間板ヘルニアが腰痛の原因になっているとは限らないということを当人としては納得できない。ヘルニアのせいにしたいんです」
 しかし、患者の言うまま悪くもないのに手術もできない。Eさんは心療内科の受診を勧められたが、この手の人に限って「この痛みが気のせいだというのか!」と怒り出す始末。話は平行線のまま、無意味な通院がもう2カ月も続いている。
 気の毒な先生。最近Eさんが診察に来ると腰が痛くなるという。
ZAKZAK 2009/08/04

投稿者:脊椎センター長|2009/08/17|11:08


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