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夕刊フジ【ブラックジャックを探せ】のコラムに掲載されました(2009年7月30日)

【ブラックジャックを探せ】最新鋭設備で「早い、うまい、安い」

東京西徳洲会病院(東京都・昭島市)湯澤洋平脊椎センター長(46)

 東京・昭島にある東京西徳洲会病院脊椎センター長の湯澤洋平医師が得意とするのは、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、サラリーマンに多い疾患だ。
 いずれも日常生活に大きな支障をきたす疾患だが、きちんと治そうとする人は意外に少なく、だましだまし痛みと付き合っている人が圧倒的に多いのが実情だ。
 「医師の側にもできるだけ手術しない方向で?という不文律があり、あまり積極的に手術を勧めない人が多いんです。でも、脊柱管狭窄症の手術を受けたみの もんたさんの例を見てもわかるように、手術をすれば劇的に症状は改善する。特に忙しい日本のサラリーマンにとって、腰椎疾患は本当に厄介な存在であり、治 せるものは治すべき」という湯澤医師を頼って、患者は遠方からもやって来る。腰椎疾患の場合、自分が治療を受けて結果が良いと、周囲にその情報がクチコミ で伝わって行く。そのため地域に関係なく、遠方からでも患者が集まって来るのだ。
 湯澤医師が多くの患者から支持される理由はもうひとつある。「入院期間の短さ」だ。椎間板ヘルニアも脊柱管狭窄症も、手術となると多くの病院では1カ月近くの入院を条件づけられるが、湯澤医師は1週間程度の入院で社会復帰させる。
 「昔の考え方だと術後1週間は"寝たきり安静"となりますが、僕のところでは午前中に手術をしたら、その日の午後には院内で歩いてもらっています。安全性に問題はないし、海外ではこれがスタンダード。無駄な医療費もなくせます」
 こうした治療が実現する背景には、当然高い技術が存在する。最新鋭の手術ナビゲーションシステムなど、国内有数の設備と湯澤医師の経験と知識が融合したことで、腰椎疾患から解放される患者の数は急増中。早い、うまい、安い?は、医療にもあてはまるのだ。
 ■ゆざわ・ようへい 1963年長野県下諏訪町生まれ。91年京都府立医科大学卒業後、信州大学医学部整形外科に入局。同大並びに同関連病院に勤務。相澤病院(松本市)を経て、2008年より現職。趣味はゴルフ。
ZAKZAK 2009/07/30

腰痛とストレスに関するコメントが夕刊フジに掲載されました(2009年8月4日)

椎間板ヘルニアと勝手に自己診断...呆れた腰痛患者

今日のストレス明日の病気

 サラリーマンのEさん(38)は"病気マニア"。体に生じた症状を検証し、病院に行って自分の診立て通りの診断がつくと喜ぶという、ヘンな人だ。最近彼が凝っているのが"腰痛"。彼の質問攻めに遭う医者は災難だ。

【気持ちで病を作り出す?】

病気好きも、ここまで来ると困りものだ。これまでも、頭痛、不眠、胃痛、下痢...と、さまざまな症状を感じ取っては「これは病気に違いない!」と強く 思い込むことで、本当にその診断を勝ち取ってきたEさん。"病は気から"というより、気持ちで病気を作り出す名人なのだ。そのくせ、自分の素人診断で悩み 抜き、そのストレスで症状を悪化させるのだからタチが悪い。もちろん友達なんて1人もいない。
そんな彼が、最近気になって仕方ないのが「腰痛」だ。ネットや本で調べた結果、自ら椎間板ヘルニアと診断した。「僕は椎間板ヘルニアなんだ」と考えることで、どんどん症状は悪化する。さあ、病院だ!
彼の症状を聞いた整形外科医。MRIで調べてみると、確かに椎間板ヘルニアがあった。しかし、それは彼の訴えとは違う部位で、程度も小さい。そもそも神経に影響していないので痛みもないはず。取り立てて治療の必要はないとの診断を下した。
ところが納得しないのがEさんだ。これは間違いなく椎間板ヘルニアの痛みなんだから手術してくれと駄々をこねるのだ。
「この手のケースはじつに多い」とため息をつくのは、東京西徳洲会病院脊椎センター長の湯澤洋平医師。
「ストレスで腰痛を引き起こすことは昔から言われているが、メカニズムは不明。そして、成人の腰の画像検査をすると、多かれ少なかれ椎間板ヘルニアが見 つかるのも事実。しかし、画像検査で見つかった椎間板ヘルニアが腰痛の原因になっているとは限らないということを当人としては納得できない。ヘルニアのせ いにしたいんです」
しかし、患者の言うまま悪くもないのに手術もできない。Eさんは心療内科の受診を勧められたが、この手の人に限って「この痛みが気のせいだというのか!」と怒り出す始末。話は平行線のまま、無意味な通院がもう2カ月も続いている。
気の毒な先生。最近Eさんが診察に来ると腰が痛くなるという。

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