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当センターの特徴

循環器内科の特徴

365日24時間、昭島市周辺50万人都市をカバーする

心筋梗塞、狭心症をはじめとする急性冠疾患は、発症から治療までの時間が、患者様の予後を左右します。また、心不全などの体循環障害においても、急速な治療が生死を分けると言えるでしょう。

当院では、堂前洋循環器センター長・循環器内科部長を中心として、救急搬送から治療開始まで最短で30分、最長でも60分以内に必要な治療(心臓カテーテルやPCPC、IABP)を24時間365日可能な体制を整えております。

また、循環器疾患は循環器内科医師と高額医療機器のみで成立するものではなく、これらをはじめとし熟練した看護師、薬剤師、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、管理栄養士、理学療法士などのチーム力が総合力といえます。当院では、近隣医療機関でも類を見ないチーム医療を誇っています。
もちろん、診断・治療に必要な血管撮影装置2基、マルチスライスCT2台、MRI3.0テスラ、 心臓シンチなどの機器を配備しています。

患者様の社会復帰までの結果は、心臓リハビリテーションなどが必要になります。また、内科的に治療が困難な場合は、心臓血管外科のバックアップを受け、心臓手術が可能な体制を維持しています。安全なカテーテル治療は、心臓血管外科のバックアップがあってこそ、より安全に行なわれるといえましょう。

2009年4月1日以降、僅か10日間で、心臓カテーテル検査、冠動脈形成術、末梢血管形成術、ペースメーカー植え込み術は数十例に及び、循環器内科救急を24時間体制で維持しています。

マルチスライスCT(64列ヘリカルCT)

当院で導入のマルチスライスCTは、心臓の冠動脈(心臓を栄養している血管)を撮影することが可能な画像診断装置です。

従来のCTでは、撮影することができなかった「動きのある臓器=心臓」の撮影が可能になったのです。いわば、循環器疾患を扱う医療機関では、必須の機器と言えましょう。
この機器を用い、あらかじめ血管の状態を把握することにより、カテーテル検査に際して、あらかじめ検査中のリスクや多岐にわたる治療方法の選択肢を絞り込み、より安全な治療へとつながります。

早期離床、早期退院、早期社会復帰へ

急性心筋梗塞治療直後から開始されるベッドサイドリハは早期離床、早期退院、早期社会復帰に不可欠です。
心臓リハビリテーションは、心筋梗塞後の再発症(再梗塞)を防ぐ重要なプログラムです。

心臓リハビリテーションにより、患者様が社会復帰後に陥り易い環境を是正し安全に生活を営めるよう、ご指導いたします

心臓の梗塞を防ぐために

心筋梗塞は、心臓を栄養している「冠動脈」という血管の血流が滞り、心臓の筋肉が死ぬ病気です。いったん死んだ筋肉は元に戻ることはありません。
何の前兆も無く、まったく予知もできない状態で、心筋梗塞が発症する確率は非常に稀です。多くの場合は、予知があったりなんらかの前兆があるものです。
具体的に言えば、糖尿病の患者様で、未治療か不十分な治療効果のまま長期間を経過している方、あるいは喫煙のリスク、肥満、高脂血症、高血圧などのいわゆる生活習慣病です。 心筋梗塞や狭心症(血液の流れが不足する状態)を防ぐためには、これらの生活習慣を改善しなければなりません。
とりわけ、喫煙は絶対避けなければなりません。

そのためにも、定期的な健診・ドックなどによるチェックと、循環器内科医師による心電図チェックを受けましょう。

心不全

健康な方、体重の約8%に当たる血液が流れています。つまり、体重50Kgの方は約4リットルの血液です。この血液を心臓は24時間づっと送り出しているポンプの機能を持っています。 そして、睡眠中か活動中かあるいは緊張中かなどの身体の状況に応じて、送り出す血液量を自動的に調整しているのです。

しかし、この心臓のポンプはなんらかの身体的な不調により十分な機能が果たせなくなってしまったり、このポンプ機能自体が低下し、心臓機能が疲労・過労になる状態です。 軽度の場合は、静養や血液の量を減らしたり(おしっこ量を増やして)することで外来通院が可能ですが、重症の場合は入院による治療を行なわないとなりません。

不整脈

心臓は、睡眠中でも24時間休憩をせず動いています。この動きは心臓の自動能と呼び、健常者は一分間に50〜60回(安静時)の規律正しい信号を送っています。
この規則正しい「信号」が、なんらかの原因で、末端の心臓の筋肉に正しく届かない状態が不整脈です。
たとえば、信号を送り出す部分の障害(洞障害)や信号を送る電線の障害(脚ブロック)や信号の漏電(WPW症候群)などがあげられます。

治療法はペースメーカー埋め込みなどの古典的な治療を主体としながら、高度な技術と経験が必要なアブレーション治療があります。このアブレーション治療は、信号が正しく送れなくなった部分をカテーテルを用いて行なう治療です。


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